目元の年齢サインが気になりはじめたときに注目されるのが、エリクシールのアイクリームです。特に人気があるのが、「エンリッチド リンクルクリーム」と「レチノパワー リンクルクリーム」の2種ですが、どちらが自分に合っているか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2製品の特徴や成分、使用感などを比較しながら、それぞれの違いや選び方のポイントをわかりやすく解説します。
エリクシールのアイクリーム2種とは?
エリクシールから展開されている代表的なアイクリームには、以下の2つがあります。
- エンリッチド リンクルクリーム:2007年に誕生したエリクシールのリンクルケアクリーム。販売実績のあるロングセラー製品です。
- レチノパワー リンクルクリーム:2022年に登場した比較的新しい製品で、使用感の軽さとケアのしやすさが特徴です。
どちらも厚生労働省に承認された医薬部外品で、有効成分として純粋レチノールが配合されています。
この成分は、乾燥によって目立つシワの改善をサポートする目的で配合されており、販売サイトやパッケージにもその旨が明記されています。
純粋レチノールの特徴について
純粋レチノール(ビタミンA)は、資生堂が30年以上にわたり研究を続けてきた成分で、厚生労働省により「シワを改善する効能・効果が認められている」成分として医薬部外品に使用されています。
この有効成分は、肌のうるおい保持に関わるヒアルロン酸の産生を促す働きが報告されており、乾燥による小ジワの目立ちに対して改善が期待されることが特徴です。ただし、すべての方に同様の効果があらわれるわけではありません。
2製品の成分比較
製品名 | 有効成分 | 主な保湿成分 |
---|---|---|
エンリッチド リンクルクリーム | 純粋レチノール | グリセリン、トリメチルグリシンなど |
レチノパワー リンクルクリーム | 純粋レチノール | グリセリン、PEG/PPG系保湿成分など |
どちらもレチノールの安定性と浸透設計に工夫が施されており、毎日のスキンケアとして使用できるように作られています。
使用感とテクスチャーの比較
エンリッチド リンクルクリーム
こっくりとした濃厚なクリームで、乾燥が気になりやすい目元や口元にもなじみやすい設計です。少量でもしっかりと肌にフィットし、うるおいを閉じ込めるような感触があります。
夜のスキンケアに取り入れる方が多く、リッチな使用感を好む方に支持されています。
レチノパワー リンクルクリーム
柔らかく、伸びが良いテクスチャーが特長で、ベタつきにくいため朝晩ともに使いやすい印象です。
メイク前にも使用しやすいという声も多く、肌なじみの良さと使用感の軽さが特徴とされています。
どちらも香りは控えめで、スキンケアに集中しやすい配慮がされています。
価格と内容量の違い
製品名 | 内容量 | 価格(税込・参考) | コスパの目安 |
---|---|---|---|
エンリッチド リンクルクリーム | 15g / 22g | 約6,380円(15g) 約8,580円(22g) |
少量でよく伸びるため比較的長持ち |
レチノパワー リンクルクリーム | 15g / 22g | 約6,490円(15g) 約8,690円(22g) |
軽い使用感で広範囲に使いやすい |
価格は販売店やキャンペーンによって変動する可能性があるため、購入時に各ショップでご確認ください。
どっちを選ぶ?肌悩み別のおすすめの考え方
どちらが良いかは、使用する方の肌悩みやライフスタイルによって異なります。以下のような基準で考えると選びやすくなります。
- 初めてアイクリームを使う方や軽い使用感を求める方:レチノパワー リンクルクリーム
- しっかり保湿したい方や夜の集中ケアをしたい方:エンリッチド リンクルクリーム
また、どちらも純粋レチノールを配合した医薬部外品であり、乾燥による小ジワを目立たなくする目的で使用されている点においては共通しています。
肌のコンディションや季節、生活スタイルに合わせて使い分けるのも良い選び方です。
まとめ
エリクシールのアイクリームはどっちを選ぶべきかという疑問に対しては、「どちらも純粋レチノール配合の医薬部外品であり、それぞれに異なる使用感や設計意図がある」と言えるでしょう。
エンリッチドは濃厚なテクスチャーで夜のケアに取り入れやすく、レチノパワーは軽い感触で朝のスキンケアにも活用しやすい印象です。
どちらを選ぶかは、肌悩みや好みのテクスチャー、ライフスタイルに応じて検討すると良いでしょう。
購入の際は、公式サイトや正規販売店を利用して、価格や在庫状況を確認することをおすすめします。
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