メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選び｜イエベ・ブルベ別の選び方ガイド

「メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びが難しい」「イエベ・ブルベ別にどの色を選べばいいかわからない」と感じている方はとても多いです。
色の名前や番号だけを見てもイメージがつきにくく、オンラインで買うときは特に迷いやすいですよね。

この記事では、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びに焦点を当てて、イエベ・ブルベ別に考え方の目安をまとめます。
さらに、HDスキン コンシーラー・HDスキン カラーコレクター・HDスキン フルカバー コンシーラーといったラインごとの特徴や、番号・アルファベットの意味もわかりやすく整理します。
どの色が正解というよりも、自分の肌と悩みに合わせて選びやすくするための考え方として、参考にしてみてください。

メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選び｜まず知っておきたい3つのライン

メイクアップフォーエバーには、現在日本で購入しやすいコンシーラーとして主に次の3タイプがあります。

アイテム名	特徴の傾向（公式情報などを参考）	色数（日本向けの公式情報など）	こんな人に向きやすい
HDスキン コンシーラー	薄づきで軽やかなテクスチャーで、目元のくすみや肌悩みを自然にぼかすタイプとして紹介されています。	全12色程度（日本公式で案内されている展開）。	ナチュラルに仕上げたい人。 日常メイクで使いやすい仕上がりを求める人。
HDスキン カラーコレクター	目元のクマや色ムラを色補正する4色＋ハイライター1色の全5色展開のカラーコントロール用コンシーラー。	全5色（色補正4色＋ハイライター1色）。	青クマ・茶クマなど、色の悩みをしっかり整えたい人。 コンシーラーを重ねて使いたい人。
HDスキン フルカバー コンシーラー	比較的しっかりとカバーしやすい液状コンシーラーで、ポイント使いもしやすいタイプとして紹介されています。	海外では多くの色展開があり、日本での取扱色は店舗やサイトによって異なります。	しっかりとカバーしたい人。 シミや赤みなどポイントカバーを重視したい人。

この記事では主に、HDスキン コンシーラーを中心に、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びの考え方を解説しながら、必要に応じてカラーコレクターやフルカバータイプとの組み合わせ方にも触れていきます。

色番号の見方｜数字とアルファベットの意味を知ると色選びがラクになる

メイクアップフォーエバーのHDスキンシリーズは、「数字」＋「アルファベット」という色番号のルールを採用しています。
このルールを知っておくと、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びがぐっと楽になります。

数字（1〜4など）は「明るさグループ」の目安

HDスキンのファンデーションやパウダーファンデーションでは、数字が大まかな明るさのグループを表していると案内されています。
一般的な目安として、

• 1番台：ライト〜明るめの肌向け
• 2番台：ミディアム〜標準的な肌向け
• 3番台：やや健康的なトーン向け
• 4番台：ディープトーンの肌向け

HDスキン コンシーラーも同じように、「1.x」「2.x」「3.x」「4.x」といった数字が明るさの目安になっています。
厳密にファンデーションと同じ明るさというわけではありませんが、数字が小さいほど明るめ、大きいほど深めというイメージで見ると、選びやすくなります。

アルファベット（R／Y／N）は「アンダートーン」を表す

アルファベットの意味は、HDスキンシリーズ共通でおおよそ次のように案内されています。

• R（Red）：赤み寄りのアンダートーン（クール寄り）
• Y（Yellow）：黄み寄りのアンダートーン（ウォーム寄り）
• N（Neutral）：赤みと黄みの中間のニュートラル

日本の百貨店サイトなどでも、手首など皮膚が薄い部分の血管の色を見て、次のように選ぶ方法が紹介されています。

• 血管が青っぽく見える → Rが入った色を候補にしやすい
• 血管が緑っぽく見える → Yが入った色を候補にしやすい
• 青と緑の中間に見える → Nが入った色を候補にしやすい

HDスキン コンシーラーも同じR・Y・N表記なので、この考え方はコンシーラーの色選びにも目安として使えます。

イエベ・ブルベとR／Y／Nの関係のイメージ

一般的に、イエベ・ブルベの傾向とR／Y／Nは次のように対応しやすいと言われています。
（あくまで目安であり、必ず当てはまるわけではありません。）

• イエベさん：黄み肌のことが多く、YまたはNがなじみやすい傾向
• ブルベさん：青み・赤み肌のことが多く、RまたはNがなじみやすい傾向
• ニュートラル寄り：R・Yどちらでもなじむ場合があり、Nを中心に試すとバランスを取りやすい

「イエベだから必ずY」「ブルベだから必ずR」ではなく、Nを含めた中からバランスを見るイメージで選ぶと、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びがしやすくなります。

イエベさん向け｜メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びのコツ

ここからは、イエベさん向けにメイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びの考え方を整理していきます。

ステップ1｜自分の「明るさゾーン」をざっくり決める

まずは、ファンデーションやフェイスパウダーで自分が選びがちな明るさを思い出してみてください。

• 普段「標準色〜やや明るめ」を選ぶ → 1番台〜2番台を中心に
• かなり色白とよく言われる → 1番台の明るめを中心に
• 日焼けしやすく小麦肌になりやすい → 2〜3番台を見るイメージ

HDスキン コンシーラーの色番は、普段のファンデーションより少しだけ明るめ（ハーフトーン〜1トーン明るい）を目元用に選ぶ人も多いです。
シミやニキビ跡をしっかり隠したい場合は、ファンデと同じくらいか、ほんの少し暗めを選ぶ考え方もあります。

ステップ2｜イエベさんは「Y」か「N」を軸に見る

イエベさんの場合、肌の黄みと調和しやすいY系、またはどちらにも寄りすぎないN系がなじみやすいことが多いです。

• 黄みがしっかりある → Y（Yellow）が入った色を中心に
• 黄みはあるが、ピンク系リップも似合う → N（Neutral）も候補に

目元用に少しだけ明るくしたい場合は、同じアンダートーンで数字だけ1段階明るくするという選び方もあります。
（例：2Y系のファンデを使うなら、コンシーラーは1Y〜2Yの中から明るさの合うものを探す、など。）

ステップ3｜目的に合わせて「どこに使うか」を決める

イエベさんがメイクアップフォーエバーのコンシーラーを選ぶときは、どこに使うかも一緒に考えると失敗しにくくなります。

• 目の下のクマ・くすみ：肌より少し明るめのYまたはN系
• シミ・ニキビ跡：ファンデに近い明るさのYまたはN系
• 顔全体のトーンアップ：明るすぎると浮きやすいので、ハイライト用に部分だけ少量使う

イエベさんの場合、黄みと調和したコンシーラーを選ぶことで、顔全体の色のつながりが自然に見えやすくなる傾向があります。

ブルベさん向け｜メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びのコツ

次に、ブルベさんがメイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びをするときの考え方をまとめます。

ステップ1｜明るさは「数字」でイメージする

ブルベさんも、まずは数字部分で明るさのゾーンを決めます。

• かなり明るめの肌 → 1番台を中心に
• 標準〜やや明るめ → 1〜2番台
• 健康的な小麦肌 → 2〜3番台

目の下を明るくしすぎると、白浮きしたり、顔の他のパーツと差がつきすぎることがあります。
「普段のファンデより半トーン〜1トーン明るいくらい」を目安に、少しずつ調整すると安心です。

ステップ2｜ブルベさんは「R」か「N」を軸に見る

ブルベさんは、赤み・ピンクみのある肌が多いため、R（Red）またはN（Neutral）系がなじみやすいことが多いです。

• 肌が白く、ピンクベースと言われる → R系を中心に
• ブルベだけれど黄みも少し感じる → N系も候補に

R系のコンシーラーは肌の青みと調和しやすく、顔全体が透けるような雰囲気になりやすい傾向があります。
一方で、くまや赤みが強い部分には、色の補正も考えながら選ぶと安心です。

ステップ3｜ブルベさんが気をつけたいポイント

• 黄みが強いY系を広範囲に使うと、顔色がくすんで見える場合がある
• R系でも暗すぎる色を選ぶと、目元が沈んで見えることがある
• 迷ったときは、N系で大きく外さないようにする方法もある

ブルベさんは「明るさ」と「赤みの出方」を細かくチェックしながら、R・Nを中心に選ぶと、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びがしやすくなります。

ニュートラル肌・判断が難しいときの選び方

「診断ではイエベ・ブルベのどちらとも言える」「季節によって似合う色が変わる」という方も少なくありません。
その場合は、N系の色をベースに、少しだけY寄り・R寄りを試すという考え方が使えます。

• 黄み寄りに見せたい → NとYの色を比較して、顔色が明るく見える方を選ぶ
• 透明感を出したい → NとRの色を比較して、くすみが目立たない方を選ぶ

ニュートラル肌の方は、季節や髪色、リップの色に合わせてコンシーラーのアンダートーンを変える楽しみ方もあります。

部位別｜クマ・シミ・赤みで変えるメイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選び

同じ色でも、どの部位に使うかによって「合う・合わない」の印象が変わります。
ここでは、よくあるお悩み別にメイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びの考え方をまとめます。

目の下のクマ｜カラーコレクターとの組み合わせが便利

HDスキン カラーコレクターは、目元専用の色補正コンシーラー4色＋ハイライター1色として展開されています。
クマやくすみ、色ムラを薄いテクスチャーで補整し、その上からHDスキン コンシーラーを重ねる使い方が紹介されています。

一般的な色補正の考え方としては、次のような組み合わせがよく用いられます。

• 青クマ：オレンジ〜サーモン系の色で血色感を足す
• 茶クマ：やや黄み・ベージュ系で明るさを補う
• 黒クマ：明るさと影の調整でカバーすることが多い

クマの色味に近いカラーコレクターを選び、その上から自分の肌色に合うHDスキン コンシーラーを重ねると、厚塗り感を抑えながら自然にカバーしやすいです。

シミ・ニキビ跡｜ファンデと同じか、ほんの少し暗めの明るさ

シミやニキビ跡をカバーしたい場合は、ファンデーションと同じくらい、またはほんの少し暗めの明るさを選ぶと、浮きにくいことが多いです。
明るすぎるコンシーラーをシミにのせると、かえってその部分だけが目立ってしまうことがあるため、「目立たせない」ことを優先して選びます。

• イエベさん → YまたはN系で、ファンデに近い明るさ
• ブルベさん → RまたはN系で、肌なじみの良い明るさ

小鼻の赤み・頬の赤み｜イエベ・ブルベを問わず「肌と同じ明るさ」で

小鼻の周りや頬の赤みには、肌とほぼ同じ明るさのコンシーラーを少量使うと、全体のバランスが崩れにくくなります。
あまり明るすぎる色を使うと、その部分だけが浮いて見えるため、「同化させる」イメージで選びましょう。

このように、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びは「部位」「悩み」「イエベ・ブルベ」の3つを組み合わせて考えると、自分に合う色が見つかりやすくなります。

オンライン・店頭で失敗しにくいメイクアップフォーエバーのコンシーラー色選びのコツ

店頭・カウンターで試すときのポイント

• 顔の中央〜頬のあたりに2〜3色を並べて塗る（手の甲だけで判断しない）
• 自然光に近い明るさで確認する（可能なら屋外や窓際）
• 塗ってすぐだけでなく、数分おいてからもう一度色を確認する
• ファンデーションとのつながりを鏡で全体的にチェックする

ブランドカウンターでは、ファンデーションとコンシーラーを一緒に提案してもらえる場合もあります。
ベースメイク全体のバランスを相談しながら、コンシーラーの色を決めてもらう方法も安心です。

オンラインで選ぶときの工夫

• すでに持っているメイクアップフォーエバーのファンデーションの色番と照らし合わせる
• 他ブランドでも、黄み寄りか赤み寄りかを思い出して、Y・R・Nのどれが近いか考える
• 明るさは、いつも使っているファンデより「少しだけ明るい」or「同じくらい」から選ぶ
• オンラインショップの色比較画像や、ブランド公式の色説明も参考にする

どうしても迷う場合は、ニュートラルなN系を1本目に選び、2本目以降でYやRに広げるという選び方もあります。

まとめ｜メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びは「アンダートーン＋明るさ＋悩み」で考える

最後に、メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びのポイントを整理します。

• 数字（1〜4など）は明るさのグループの目安になる
• R・Y・Nはアンダートーン（赤み・黄み・中間）を表している
• イエベさんはY・Nを軸に、ブルベさんはR・Nを軸に選ぶと考えやすい
• クマにはHDスキン カラーコレクターとHDスキン コンシーラーの重ね使いを組み合わせる方法がある
• シミ・ニキビ跡には、ファンデと同じ〜少し暗めの明るさを選ぶと浮きにくい
• 迷ったときはN系をベースに、Y寄り・R寄りを少しずつ試すとバランスを取りやすい

メイクアップフォーエバーのコンシーラーの色選びは、「イエベ・ブルベだからこの1色」と決めつけるのではなく、自分の肌のアンダートーンと明るさ、カバーしたい悩みを組み合わせて考えることが大切です。

なお、ここでご紹介した内容は、ブランドの一般的な情報やベースメイクの考え方をもとにした一つの目安です。
実際の仕上がりや使い心地は肌質や環境によって変わるため、可能であれば店頭で試したり、少しずつ調整しながら、ご自身に合う色を見つけてみてください。

最終的な色選びや購入は、ご自身の判断と体験を大切にして行っていただければと思います。
この記事の内容はあくまで一つの考え方ですので、ご自身の肌の状態や生活スタイルに合わせて、無理のない範囲で取り入れてください。