エリクシール30代ならどれがいい？それぞれの違いと選び方

30代になると、肌の水分バランスやハリの変化、乾燥、小ジワ、くすみといった悩みが少しずつ増えてくるとされています。そのため、スキンケアアイテムを見直す人も多い世代です。

「エリクシール」は、資生堂のスキンケアブランドで、年齢に応じたお手入れができるように複数のシリーズを展開しています。この記事では、30代の方にとって、どのエリクシールシリーズが合っているのかを比較しながら選び方をわかりやすく紹介していきます。

① 30代に増える肌の悩みとケアの考え方

30代になると、肌の乾燥やハリ不足、毛穴の目立ち、くすみなどが徐々に気になるようになることがあります。これは、20代の頃と比べて、肌の水分量や皮脂量のバランスに変化が生じることが一因とされています。

エリクシールでは、こうした変化に寄り添うように、以下の3つのシリーズを展開しています。

• ルフレ：肌バランスを整えたい方に
• シュペリエル：ハリやうるおいを意識したお手入れに
• ブライトニング（旧ホワイト）：透明感のある肌を目指したい方に

このように、それぞれのシリーズは、肌の状態や悩みに応じた選択がしやすい構成になっています。

② ルフレ：30代前半～肌バランスを整えたい方向け

エリクシール ルフレは、「ファーストエイジングケア*」という考え方に基づいて開発されたシリーズで、皮脂や水分のバランスが崩れがちな肌を健やかに保つことをサポートする処方が採用されています。

※ファーストエイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことです。

ベタつきやすいけれど乾燥も気になるという混合肌タイプの方や、軽やかな使用感を好む方に選ばれていることが多いです。

• 化粧水や乳液のテクスチャーはさっぱり系
• “つや玉”を意識した肌作りに対応
• 洗顔フォームや朝用乳液などもラインで展開

価格帯も比較的手に取りやすく、スキンケアを習慣にしたい方にも選ばれやすいシリーズといえます。

③ シュペリエル：ハリとうるおいを意識したい30代後半に

エリクシール シュペリエルは、年齢による肌のうるおい・ハリの変化に着目して作られたシリーズです。とろみのある濃密なテクスチャーが特徴で、乾燥を防ぎながらハリ感のある印象の肌を目指したい方に適しています。

保湿成分を含む処方設計で、肌にしっかりとしたうるおいを与えながら、日々のエイジングケア*をサポートします。

※年齢に応じたお手入れのこと

• 乾燥しがちな肌を包み込むような保湿感
• 朝用乳液「デーケアレボリューション」は、UVケア・乳液・化粧下地を兼ねた便利アイテム

スキンケア時間を大切にしつつ、うるおいとハリのケアを両立させたい方に選ばれるシリーズです。

④ ブライトニング：くすみや透明感を意識したい方に

エリクシール ブライトニング（旧ホワイト）は、透明感や明るさを意識したお手入れを考えている方に向けて展開されているシリーズです。

このシリーズには、美白有効成分として知られる「4MSK（4-メトキシサリチル酸カリウム塩）」が配合されており、メラニンの生成を抑えることでシミ・そばかすを防ぐ処方が採用されています（医薬部外品）。

• しっとりとしたなめらかな使用感
• 乾燥しやすい方にも使いやすい保湿力
• 透明感のある肌印象を目指すサポート

日焼け後のケアや、季節の変わり目で肌がくすみやすいと感じるときなどにも、使いやすいシリーズです。

⑤ 3シリーズ比較表と価格の目安

シリーズ名	主な特徴	テクスチャー	参考価格（税込）
ルフレ	肌バランスを整える・さっぱり系	軽め・みずみずしい	化粧水：約2,750円／乳液：約3,025円
シュペリエル	保湿・ハリ感ケア	とろみあり・しっとり	化粧水：約3,300円／乳液：約3,850円
ブライトニング	美白ケア・透明感サポート	しっとり・やわらか	化粧水：約3,630円／乳液：約4,290円

※価格は執筆時点の参考であり、販売店や時期により異なることがあります。

⑥ まずはトライアルセットでお試しも

「自分の肌に合うか不安…」という方には、各シリーズに用意されているトライアルセットの利用がおすすめです。

• ルフレ：化粧水＋乳液＋洗顔など（約990円前後）
• シュペリエル：化粧水＋乳液（約990〜1,100円）
• ブライトニング：化粧水＋乳液（約1,100円）

短期間で使用感を確認できるため、選ぶ際の参考になります。

まとめ：エリクシールの中から自分に合う1本を見つけよう

エリクシールは、30代のさまざまな肌悩みに寄り添う3つのシリーズを展開しており、それぞれの特徴が明確です。

• ルフレ：皮脂と水分のバランスを整えたい方に
• シュペリエル：ハリ不足・乾燥が気になる方に
• ブライトニング：透明感やシミ予防を意識したい方に

まずは肌の状態や優先したいポイントを整理してから、トライアルで感触を試してみると、無理なく続けやすいスキンケアが見つかるかもしれません。

日々のスキンケアを通じて、30代ならではの美しさを引き出すお手入れを始めてみましょう。